コンパクト形(ツイン1) グロースタータ形(点灯管式)

FPL55 の蛍光灯 — 型番の意味・サイズ・製造終了時期と、LEDへの替え方

店舗・事務所の高天井ダウンライトに使われるコンパクト形蛍光灯です。

FPL55 はコンパクト形(ツイン1)の55形で、点灯方式はグロースタータ形(点灯管式)です。長さはメーカー仕様で確認、口金は GY10q、定格は 55W。コンパクト形蛍光ランプは 2027/01/01 から製造・輸出入が禁止されます(環境省)。使用・在庫品の購入は禁止されません。LEDに替える方法は、器具ごとの交換が日本照明工業会の推奨で、器具を残す場合は条件つきで「工事不要」タイプも選べます。

型番の読み方

FPLコンパクト形(ツイン1)・グロースタータ形(点灯管式)。点灯管(グロー球)でフィラメントを予熱してから点灯する方式。スイッチを入れてから1〜3秒おいて、チカッとしてから点く。家庭のキッチン灯・洗面所・和室のペンダント、古い丸形シーリングに多い。
55「55形」=ランプの大きさ(もとの定格ワット数)。長さはメーカー仕様で確認に相当します。同じ形なら他社製でも互換性があります。
色の記号EX-N(昼白色)・EX-D(昼光色)・EX-L(電球色)などの三波長形と、W・N・D の一般形があります。パナソニックは ENW/ECW/EL、東芝は EN/ED/EL と表記します。下の一覧を参照。
/数字・末尾の記号「/37」「/28」のような数字は実際の消費電力。末尾の -H は高出力形やメーカーの品種記号、F3・F3D・HF3・PDZ などはパッケージ(本数・流通ルート)の記号で、性能の違いではありません。

型番が長くて読み解けないときは 型番解読ツール に貼り付けてください。

仕様

形状コンパクト形(ツイン1)
点灯方式グロースタータ形(点灯管式)
長さ長さはメーカー仕様で確認(JIS標準寸法の目安。製品により数mm前後します)
口金GY10q
定格55W
主な用途店舗・事務所の高天井ダウンライト

寸法・光束はメーカー公表値(三菱電機・パナソニック・ホタルクス・東芝ライテックのカタログ/製品ページ、2026-10-18確認)。一部は一次資料で未確認のため目安です。

いつまで買える? 製造終了のスケジュール

コンパクト形蛍光ランプ2027年1月1日 から製造・輸出入が禁止
パナソニックの生産終了(ツイン蛍光灯(コンパクト形))2026年9月末
使用・在庫品の販売禁止されません。手元のランプも、店頭在庫も使えます

出典: 環境省「一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入の禁止について」、家電Watch 2024年10月1日のパナソニック発表報道(2026-10-18確認)。他メーカーも同時期に終了を進めています。詳しくは 蛍光灯2027年問題の完全ガイド。

LEDに替える方法と、FPL55 での可否

推奨

照明器具ごとLEDに替える

日本照明工業会が推奨する方法です。コンパクト形はダウンライトやブラケットに組み込まれていることが多く、器具が天井や壁に直結されているため電気工事士による器具交換になります。LEDダウンライトは薄く、断熱材施工(SB・SGI・SG形)対応や調光対応の種類を選べます。

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条件つき・リスクあり

コンパクト形LEDランプに差し替える(器具は残す)

GY10q 口金のLEDランプも売られていますが、器具の安定器(グロー式・インバーター式)との相性で使えない組み合わせが多く、ダウンライトは放熱の条件も厳しいため、器具メーカーは推奨していません。使うなら「GY10q 対応・器具の点灯方式に対応」と明記された製品を、器具の年式を確認したうえで。10年以上の器具なら器具交換を。

器具の改造(安定器の取り外し・配線変更)と、天井に直結された器具の交換は電気工事士の資格が必要です。引掛シーリングに付いている器具の交換と、電球・ランプの差し替えは資格不要です。

代替LEDを選ぶときに合わせる4点

① 器具の点灯方式グロースタータ形(点灯管式)。工事不要タイプはグロー式対応品を選び、点灯管を外す。
② 長さと口金長さはメーカー仕様で確認・GY10q。LEDランプの表記「55形」「GY10q」が一致するものを。
③ 明るさLEDランプの「55形相当」表記を目安に。部屋全体を照らす器具なら 明るさ換算ツール で畳数から確認。
④ 光色いまの色記号に合わせます(下の一覧)。迷ったら昼白色(5,000K)が無難です。

FPL55 の色の種類と、対応するLEDの光色

蛍光灯の記号名称・色温度LEDで選ぶ光色買う
EX-N
ENW / EN
三波長形 昼白色
約5,000K。自然な白。もっとも一般的。パナソニックは「ナチュラル色」、東芝は EN
昼白色(5,000K前後)FPL55 EX-N ›
EX-D
ECW / ED
三波長形 昼光色
約6,500K(6,700K表記もあり)。青白くはっきり見える。パナソニックは「クール色」、東芝は ED と表記
昼光色(6,500K前後)FPL55 EX-D ›

一般色(W・N・D。記号に EX が付かないもの)は三波長形より1年早く、2027年1月1日から製造・輸出入が禁止されます。

よくある質問

FPL55 はいつまで買えますか?

コンパクト形蛍光ランプは2027年1月1日から製造・輸出入が禁止されます。直管・丸形より1年早い点に注意してください。パナソニックはツイン蛍光灯の生産を2026年9月末で終了予定です。

ダウンライトのコンパクト形蛍光灯をLEDにするには?

器具が天井に直結されているため、電気工事士によるLEDダウンライトへの器具交換が基本です。同じ口金のLEDランプもありますが、器具の安定器との相性と放熱の問題があり、器具メーカーは推奨していません。電気工事店に「埋込穴の寸法(φ100・φ125・φ150)」と「断熱材施工天井かどうか」を伝えると見積もりが早いです。

使い終わった蛍光灯はどう捨てる?

蛍光灯には微量の水銀が含まれるため、多くの自治体で「有害ごみ」「資源(蛍光管)」として燃えないごみとは分けて回収しています。割らずに購入時の箱や新聞紙で包み、自治体の区分に従ってください。家電量販店やホームセンターの回収ボックスも使えます。

同じ FPL の他の形

他のコンパクト形蛍光灯

出典: 環境省「一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入の禁止について」/日本照明工業会「蛍光灯器具をLED化する際はまるごと照明器具交換を推奨します」/家電Watch 2024-10-01「パナソニック、蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了」/三菱電機 照明カタログ(直管・Hf蛍光ランプの寸法・光束)/各社の製品仕様(パナソニック・ホタルクス・東芝ライテックの製品ページ)(2026-10-18確認)。Amazonの検索リンクは検索結果を開くもので、表示される商品の適合は購入前にご確認ください。